2011年05月17日

弥生の草花(初夏)

吉野ヶ里歴史公園の中に生えている樹木や草花は、
2000年以上前の弥生時代にあった植物ばかり・・

種子や花粉分析などで分かっている、そんな植物が
竪穴住居や高床倉庫などと共に、弥生の原風景として
吉野ヶ里遺跡を形づくっているのです。

今、弥生の丘には・・・
弥生の草花(初夏)
「チガヤ」の銀色の穂が南西の風になびき、その中に紫色の
「アザミ」が咲いています。

左手に見えている赤い花は「スイバ」の花・・子どもの頃
「しいかんぼ」と呼んでいた酸っぱい茎の花・・・

「ミヤコグサ」の黄色い花は、今公園内のいたる所にあり
なんとも可愛い色合いの花を見る事ができます。

そして、もう間もなく顔を出すのが「カワラナデシコ」の
綺麗なピンクの花です。


田手川に架かる「天の浮橋」を渡ると・・そこは現生・・
東口を出ると鮮やかな”今の草花”が咲き揃っていますが、
そこで、目が覚めるような花に出会いました。
弥生の草花(初夏)
西洋シャクナゲの花はまさに満開・・・

弥生時代にはなかった花ですが、バスの駐車場から行き来する
大勢のお客様の目を引くには十分な目立ちぶりで、ほとんどの
方が足を止め、カメラを向けていました。







Posted by しぎょうさん  at 20:45 │Comments(0)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。