2013年03月20日

「古代の森」オープン!

神埼町の東部に「吉野ヶ里遺跡」が発見されたのは、昭和が
終わる頃・・工場団地造成に伴うものでした。

平成3年には国の特別史跡に指定され、平成13年には国営公園と
してスタート・・様々な整備が行われてきましが・・

今年度、国営の整備が一段落・・最後に手掛けたのが「古代の森」
「古代の森」オープン!
今日はそのオープンの日でした。
「古代の森」オープン!
やわらかな春の雨の中、これまでに関わった方々も含め国や県、
市の関係者の臨席のもと式典が行われました。


脊振山地からのびる河岸段丘の上には、古代、緑豊かな照葉樹の
原生林が広がっていましたが、今回この森を復元・・

佐賀市富士町の嘉瀬川ダム水没地から、周りの土ごと移植した
照葉の樹木たちは、しっかり根付いていました。
「古代の森」オープン!
「古代の森」の一角には、弥生の人々と森との関わりを展示した
「古代植物館」がつくられていましたが・・

その館内で1番目立っていたのが、画像の右手の大きな梯子で、
神埼市千代田町の黒井遺跡で発掘されたもの・・

4m近い大きな、長い、見事な梯子で、おそらく弥生時代では
「日本一」だろうと思われる物です。

さらに、丘の上には約300mにわたって甕棺墓群も再現・・
時間を気にせず、ゆっくりと散策したい古代の森です。



Posted by しぎょうさん  at 21:07 │Comments(0)

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