2010年08月31日

感動の場所

今日、お会いした皆さんは、ある大手企業のOB会の
幹事役5名の方々・・・

10月に行うウォーキングの下見という事で、長崎街道
神埼宿をご案内しました。

「ウォーキングといっても散策です。距離が長いと文句が
出て・・」と苦笑、それならこの位がちょうどいいのでは、
と「長崎街道神埼宿」へ・・・

まず感動して下さったところは「櫛田宮」

古代から中世、近世と神埼荘の中心となり、歴史が常に動いて
いた場所・・・

街道は現在、往時の面影はなく、でも道筋は昔のまま・・・
感動を誘うには言葉のサポートが必要です。

10月に約30名の皆さんが揃う日は「神埼歴史街道の会」の
メンバーが、しっかり言葉で感動を伝えてくれると思います。
  


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2010年08月30日

雨上がりの夜

37度、36度の猛暑だった大阪・・・
九州の佐賀より暑い!と大阪の人に言いましたが、佐賀に
帰ってきたら、やっぱりこちらも同じ暑さ・・・

ただ大気が不安定・・昼頃には雲がモクモクと湧いてきました。


そして夕方には、室内が暗くなるほど不気味な空模様となり
稲光や雷鳴とともに雨が降り出しました。

豪雨になるのでは・・と思ったのですが、神埼市の北の方は
大雨にはなりませんでした。(よかった・・)

でも、あの空の状態だと、どこかでドカッと降ったはずで・・
(どこだったのでしょう)

夜、ちょっとだけ気温が下がったような・・・
エアコンを消して戸を開けてみました。

網戸越しに虫の声が高く、高く聞こえてきました。
少しだけ秋を感じる雨上がりの夜になりました。


  


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2010年08月29日

観光フェアin大阪

先ほど神埼に戻って来ました。
鳥栖駅に着いて驚いたのは大きな水たまり・・・
結構降ったんですね。

NHK大阪での「佐賀県歴史と観光フェア」は無事終了!
画像です!


神埼市ブースです!
観光PRは「九年庵」特産物は「神埼そうめんと尾崎人形」


会場のNHK大阪は大きくて立派・・・


神埼出身の偉人「伊東玄朴」のパネル・・・


吉野ヶ里歴史公園は組みひもの体験を・・・


有田町・・売り出し中の華の人「深川敏子さん」コーナー!


鳥栖市は、来年3月開業の「新幹線」と地元の菓子、しゅうまい・・
でも、初日の昼には売り切れていた・・


嬉野市は温泉関係と紅茶の物販、唐津市はクイズで、武雄市は
レモングラスといのしし・・・
みんな声をからしてお客様に声かけ・・・

大阪での2日間が終わりました。
  


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2010年08月27日

佐賀県観光フェアin大阪

明日28日(土)、29日(日)に、NHK大阪のイベント広場で
「佐賀県歴史と観光フェア」が開催されます。
(開催時間 10:00~17:00)

「観光」のコーナーには、鳥栖市、神埼市、武雄市、嬉野市、
唐津市、有田町のブースが作られ、様々な物販があります。

施設の参加は、佐賀城本丸歴史館と吉野ヶ里歴史公園・・・
体験ものが用意されています。

「歴史」のコーナーには、幕末から明治にかけて活躍した佐賀の
七賢人や偉人たちのパネルを作成・・・
神埼町出身の「伊東玄朴」も偉人のひとりで入っています。

この時期の、神埼市の観光PRのメインは「九年庵秋の一般公開」

(昨年秋の九年庵です)

神埼市の物販は「神埼の麺」と「尾崎人形」・・・
元気で明るい「九州、佐賀」をみんなでPRしたいと思います。
  


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2010年08月26日

山頭火が歩いた道

この道は・・・
昭和7年早春、種田山頭火が歩いた道です。

(右手の石垣は伊東玄朴旧宅です)
この道は・・・
仁比山神社参道・・あの九年庵に向かう道です。

山頭火は、昭和7年3月7日、佐賀市の方から徒歩で
神埼に入り、仁比山の地蔵院に向かっています。

この日は参道沿いの宿に宿泊、8日は川久保から川上に
向かっていますが、この2日間の事を日記に書いています。

「仁比山に来た・・山に山がすり寄って水がそうそうと
流れている・・こういうところは落ち着ける・・
好きなところ・・・」

九年庵のすぐ近くの地蔵院で、当時の坊守さんにお茶を
ふるまわれ「静かでいいところですね・・と言ったら
静かすぎまして・・と微笑した」と書いています。

上の画像の道を歩くと、そうそうと流れるせせらぎの音や
すりよる山など・・・山頭火と同じ体感があります。


  


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2010年08月25日

土器を作った人々

弥生時代の遺跡「吉野ヶ里」の丘陵からは、おびただしい
土器が出土しています。

あの巨大な甕棺から祭りに使った土器、食料を納めた壺など
あらゆる用途の土器が出ます。

ただ・・・
こんなにたくさんの甕などを焼いた場所は、特定できていない
のです。

環濠集落の中は考えられません。火事を1番用心していたと
思われますから・・・

もしかしたら・・と夢がふくらむ所があります。

吉野ヶ里の西、城原川との間に広がる「鶴、平ヶ里、土井の上
水馬場、辻、四日町、五日町、八日町」あたりは、古代・・
「土師郷」と呼ばれていました。

「土師」(はじ)というのは、粘土で土器や埴輪などを作る
のを職業とした人たちの事で、弥生時代より後の時代ですが
こういう特定の場所は、数百年間続いたことが考えられます。

今も目の前に、吉野ヶ里の丘陵が広がる旧土師郷は、古代の
人々の営みを彷彿とさせるものがあります。  


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2010年08月24日

猛暑の中でアルミ缶回収

神埼市の消費者グループは、年に2回「アルミ缶回収」を
します。

今日は朝からうだるような蒸し暑い1日でしたが、みなさん
汗だくで作業・・・

市内各地から、自家用車や軽トラで持って来て頂いたアルミ缶を

計量・・・重さに応じて料金を出しますが・・

あの北京オリンピック前までは、結構高かったのですが、現在は
微々たるもので、暑い中遠くから持参された方には申し訳ないような・・
でもみなさん、ニコニコ笑顔で「ゴミが減って役に立つからいい」

ちなみに私の場合、大きな回収袋2袋で250円でした。

この夏は猛暑で、アルミ缶入りのビールや飲料水の消費が多かった
ようで、こんなにたくさん集まりました。

  


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2010年08月23日

処暑の日

今日は処暑・・・
”暑さがおさまる頃”・・でも暦の上のことで、今日も
朝から30度を超え、日中は35度を超え、夜もまだ30度・・・

確かに以前は、お盆を過ぎると夜は涼しくなりました。
今年が異常なのか、この先も毎年続くのか・・

夏の甲子園・・球児にはかわいそうな猛暑でした。
35度の甲子園、マウンドの上は40度をはるかに超えて
投手にはつらい、辛い9回の登板だった事と思います。

こんなすさまじい猛暑がこれからも続くのなら、甲子園を
ドームにするか、ナイターにするか・・・
気力、精神力だけでは越えきれない21世紀の夏です。

ところで、韓国もホント暑かったです。
食事は、定番のビビンバとか焼き肉とか食べましたが、この
冷麺も韓国の夏の定番・・・

そば粉にでんぷんを混ぜた麺は、糸こんにゃくみたいな食感で・・

個人的には、具をいろいろ飾った日本の冷麺の方が美味しい・・
そして、夏はやっぱり「神埼そうめん」が1番ですね。

  


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2010年08月22日

王仁博士の来た路

日本に、漢字と論語を伝えた王仁博士の故郷へ行って来ました。
総勢41名、現地のガイドさんが「神埼市のみなさんは、みんな
仲がいいですね」と驚く程、和気あいあいのツァーでした。

王仁博士の故郷、霊岩郡のシンボル「月出山」です!

朝もやの中の月出山は、荘厳な風景で見るものの心をうちます。
1,600年前、博士もこの山を振り返り、振り返り旅だった事と思います。

応神天皇の招きで千字文や論語、そして幾多の工人を伴って日本に渡ってきた博士・・

当時の航海技術や船で、一気に近畿地方まで行くことには無理があります。


まず1番近い九州にたどり着き、そこから少しずつ水や食料調達をしながら

移動して行ったと考えるのが自然です。

王仁と記された祠のある「王仁神社」は、あの吉野ヶ里遺跡のすぐ近くです。

博士が渡来する500年以上前から、朝鮮半島との様々な往来の遺物や遺跡が出土する
吉野ヶ里遺跡・・・

海路や陸路が残り、つながっていたのでは・・・と夢が、ロマンが広がります。



  


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2010年08月19日

王仁博士の故郷へ・・・

5世紀、日本に千字文(漢字)を伝えたといわれる王仁博士、
足跡的には情報が極わずかで、はっきりと分からない部分が
多い方です。

そのわずかな足跡のひとつではないか・・と言われている所が
神埼町竹原の王仁神社です。

上の写真は、平成8年11月に王仁神社を訪問された韓国の
霊岩郡守一行です。
(みんなで見ているのが、王仁天満宮の祠)

神埼市でも昨年から、王仁博士の故郷「霊岩郡」を訪問する
市民ツァーがスタート!

今年は総勢41名の訪問ツァーになりました。
その訪問団は明日出発です!  


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2010年08月18日

観光の連携

早朝から暑い1日がスタート!
今日は、有田町の観光スペシャリストのFさんと一緒に
熊本市と福岡市の旅行企画会社をまわって来ました。

秋の九年庵公開と同時期に、有田町では陶磁器まつりが
開催されています。

毎年、9日間に約80,000人の来園がある九年庵・・・
このお客様に、この後なるべくなら佐賀県内をまわって
頂きたい・・と、県内の観光関係者はみんなそう願って
います。

有田町のことなら全て熟知のFさん、お客様が何を好むか
分かっています。

自分の市や町のPRを必死でやって・・・
結果、企画催行されたツァーに出会うと有難くて、胸が
いっぱいになります。

お客様にも旅行会社にも、いい旅をして頂きたい・・・
観光誘致担当者の共通の思いです。

観光は半年から8か月先を見据えて動きます。
秋の誘客活動はそろそろ終わり、9月からは来年の春物に
向けて準備が始まります。

県内の観光関係の人たちとの連携は、これからも様々な面で
続いていきます。  


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2010年08月17日

長野の桃

桃を頂きました。
それも遠くの方から・・・

長野県川中島産の桃・・・初物です!

その名も「輝々桃」(キラキラ桃)!

大きな桃で、色も桃色というより”赤”(それも中まで)
シャキッとした歯触りで、甘い!

佐賀でよく食べる”水気がしたたる桃”とは
だいぶ違う桃で、これまた初めての食感でした。

信州長野の特産品はリンゴ・・と思っていましたが
桃も有名だったのですね。

初物の頂き物・・嬉しいおいしい贈り物でした。  


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2010年08月16日

蝉しぐれ

先週、東京に行ったときの事です。
初めて生のミンミンゼミの声を聞きました。

九州にも生息しているということですが、なんでも
人の住む所にはいない・・らしく、これまで聞いた
ことはなかったのです。

メディアはほとんどが東京発ですから、夏の風物詩で
ミンミンゼミの声はよく知っていましたが、真夏に
東京に行くことはなかったので、今回、九段あたりや
都道府県会館付近で、ミーンミンミン・・と鳴く声を
聞いて、なんとなく感動しましたね。

ところで今日、神埼市にお越しになった講師の先生が・・・
「このセミの声、初めて聞きました」

そのセミは「クマゼミ」、佐賀地方では「ワシワシ」と
呼ばれているセミで、もう煩いくらい鳴くセミ・・・
(ちなみに先生はワンワンと聞こえたそうで)

「え、本州にはいないんですか?」
後で調べたら理由が分かりました。

先生は「山形県鶴岡市」の方・・・
クマゼミは、千葉県から南の太平洋側と、日本海側では出雲の
あたりまでの分布だそうで、確かに山形にはいなかったのです。

ということは、山形県鶴岡市出身の藤沢周平氏の「蝉しぐれ」の
蝉は、クマゼミではなくミンミンゼミだったのでしょうか。

  


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2010年08月15日

お坊さんが走る・・・

8月のお盆は、私ら一般人もなにかと忙しいものですが、
なんといってもお坊さんが一番忙しいことと思います。

私には、お寺のご住職の”妻”を務めている友人が3人
いますが、この時期は電話をするのも控えています。

壇家を短期間に回るのも、ご住職ひとりでは大変・・・
そこで家族総出、一族総出となるわけで・・・

小さな子どものお坊さんが墨衣でお経をあげる姿も
このお盆の時期ならでは・・・
(可愛いいんですね、これが)

街中は、徒歩や自転車、バイクなどで颯爽と衣の裾を
なびかせて走りまわる”若いお坊さん”をよく見かけました。

年の暮れは「師走」ですが、お盆はまさに「坊走」!


今夜は8月15日、たくさんの精霊たちがそれぞれの所から
帰って行ったことと思います。
  


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2010年08月14日

明日は「脊振わんぱくまつり」

明日8月15日(日)に開催される脊振のイベントは・・・
「第13回わんぱくまつり」!!

場所は「高取山公園」県道21号沿いです。

(高取山公園)
開催時間は、午後5時~午後9時まで

午後6時半までは、子どもたち向けのイベントです。
その後、脊振町在住のシャナによるオカリナ演奏や
山頂自衛隊によるステージイベント、盆踊り、よさこいが
行われ、最後は花火で締めくくりです。
山々にこだまする花火は、脊振ならではのもの!

そして昨年も、脊振の中学生によるお店が話題になりましたが、
今年も地元野菜を使ったお菓子やプリンを開発、販売します!

毎年8月15日に開催するのは、お盆で帰省した家族も含めて
みんなで集って、夏の一夜を楽しんでもらうため・・・

山の夏まつりは、今年も楽しく盛り上がることと思います。





  


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2010年08月13日

王仁研究会の先生方

昨日から神埼市をご訪問の韓国の大学の先生方・・・
「王仁博士研究会」の1番の目的は、博士の足どりを
探すことで、特に有明海からのルートに関心をお持ちです。

私が先生方とお会いするのは、今回で4回目になりますが
毎回感心するのは、探究心がものすごく強い事と、生真面目
な方々だということです。

何でも学術的興味の対象になってしまうのです。
お昼に食べたみそ汁の具のさつまいもが、20~30分間、話の
ネタになり、地名の話は特に話題沸騰・・尽きません!

車の中でも、歩きながらも話題は全て研究内容のことばかり・・

(県立博物館で)
途中で古書店に立ち寄りましたが、ここで半日終わるのではと
思うほど、もう目が、顔が活き活き!

夕方まで様々な所を訪ね、お別れをしました。  


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2010年08月12日

脊振神社の奥の院

台風が去って「ビートル」に乗って海峡を渡ってお見えに
なったのは、韓国の大学の先生方・・・

昨年も一昨年もご案内した「王仁博士渡日航路研究会」の
メンバーで、今回は脊振神社の奥の院からスタート!

標高1055m、脊振山の頂上にある奥の院からは、天気が
よかったら、博多湾や市街地の広がりが見えるのです・・が、
今日は遠望は利かず残念でした。

でも、さすがに風が涼しくていい気分・・・だったのですが、
奥の院の左手を見てびっくり・・愕然!

まさかこんなに巨大なものが出来ていたなんて・・・

知らなかった・・・
まさに、航空自衛隊レーダー基地の中にある奥の院でした。

先生方とは、このあと栄西禅師の像や千代田町の高志神社に
ご案内しましたが、明日もまたご一緒しますので報告は次回に!  


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2010年08月11日

名古屋から・・・

先ほど名古屋から帰って来ました。
今日は東京から名古屋へ移動・・・

大阪も東京も名古屋も、駅は子どもたちを連れたファミリーや
若いグループなどで混雑していました。

九州観光推進機構主催の説明会は、両会場とも100名以上の
参加者で盛況でした。

中学校や高校の先生方の現場の声や、旅行会社担当者の声など
「なるほど」と思うところがあり参考になりました。

(これは県別の個別説明会です)
名古屋の旅行社をまわり、実際にこれから売り出す旅行商品に
「秋の九年庵」が入れてあるのを見せて頂き嬉しかったですね。

余談ですが・・・
帰りの車中、途中でお隣に座られた若い女性・・・
座ってすぐ「カンチュウハイ」2本と、たくさんのつまみを
パクパク、グビッ!

博多からの特急でも、お隣の女性が「カンチュウハイ」2本と
つまみの惣菜をパクパク、グビッ!

車中でひとりで”飲む”のは男性という先入観をバッサリと
切ってくれた女性たちでした・・・
  


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2010年08月09日

大阪へ!

早朝、佐賀を発ち、今、大阪に来ています。
九州観光推進機構主催で「九州7県合同説明会」が
大阪城近くのホテルを会場に開催されました。

修学旅行を九州に・・と、各県の誘致担当者が様々な
手法でプレゼン!
1つの県だけでなく、周辺の県も含めての提案がなされ
ました。

神埼の吉野ヶ里遺跡には、平成2年から修学旅行が入り
始めましたが、近畿圏からはほとんどが中学校です。

説明会のあとの相談会では、短時間でしたが吉野ヶ里の
説明をして、持参した九年庵などの神埼の資料を受け取って
頂きました。

ところで、宿泊するホテルの部屋に入ったら、佐賀学園が
圧倒的リードをしてるじゃありませんか。
勝利をしっかり見極めてからロビーに下りて来ました。

明日はまた早朝から東京に移動です!
(それにしても今年九州勢は強いなぁ・・・)  


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2010年08月08日

今年の菱は・・・

その昔、クリークのいたる所で見かけた「菱」が
今は、限られた地域でのものになってしまいました。

その地域のひとつ「千代田町下直鳥地区」の菱の収穫高は、
一昨年、例年の2割ぐらいという大不作でした。

昨年はいくらか増加しましたが、それでもまだまだ・・・
原因は、以前お伝えした「雑種アゾラ」、外来の真っ赤な
浮草です。

昨年から今年と、神埼市ではアゾラの駆除に着手、きれいに
なった水面に「種菱」を蒔いたのは、毎年ハンギーで菱採りを
する地区の女性たちでした。

そして今・・・

蒔いた菱は無事に芽を出し、順調に広がっていました。

小さな白い花がポツポツと咲いているのを確認、ホッとしました。
地区の区長さん(この方、ホントやさしくていい方です)も笑顔!

近くの堀には「鬼菱」も広がって・・・

本菱(和菱)の3倍はある鬼菱(唐菱)も、アゾラの影響を受けて
いましたので、青々と立派に茂った菱に驚きました。

本菱もこのまま順調に成育したら、9月の中旬から下旬には今咲いてる
白い花の下に、緑色の小さな実をつけていることと思います。

全国から問い合わせの電話やメールが入り始めました。
みんなが期待している”今年の菱”です。  


Posted by しぎょうさん  at 20:46Comments(0)