2021年02月26日

今日は雨・・

今日は雨・・
北の風も強く気温も下がって肌寒い・・

冷たい強風はピンクのしだれ梅の花びらを
容赦なく吹き飛ばし・・
今年のこの花の見頃が一気に終了!

春雨にしてはやさしくなくコートは冬物に・・
ウチの犬はネコより小さい。
寒がりなので冬用衣装を着せてますが
先日来の暖かさに春用に替えていたら・・
今朝はブルブル・・慌てて衣装替え!
飼い主と一緒に冬用に戻りました。

三寒四温・・
もうすぐ3月だけど寒の戻りがもう1度来るかも・・
そして3月は卒業シーズン、
市内も高校から始まって中学校、小学校と続きます。

「春なのにお別れですね・・」
なんとなく切なくて胸がキュンとする中島みゆきの
メロディが頭に流れました。


  


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2021年02月24日

明治7年、今日の神埼・・

147年前の今日、おそらく神埼宿の住民は
呆然と焦土と化した街道沿いに佇んでいた
ことと思います。

まだ消火に至らず燻りつづけている商家も
あって一旦避難した住民で騒然としていた
でしょう。

平安の時代から神埼御荘の院領で、東肥前の
経済の中心地として中世から江戸時代と繁栄
してきた大きな街並みがこの1日で消失・・
神埼の上空にはまだ黒煙が漂っていた日です。

明治7年2月22日、鳥栖から中原と突き進んで
来た大久保利通率いる政府軍は田手川を越え
ついに神埼に入ります。

特に23日の神埼での攻防は佐賀の役の中でも
一番凄まじかったらしく、田手宿から神埼本宿、
千代田の境原まで街道筋の街並みは全て燃えて
燃え尽くしてしまったようです。

近年の研究では大久保利通を中心とした政府内の
権力争いの可能性が高く・・それに旧佐賀藩士族の
不満など様々なものが交わって戦いが起き・・

でも、その戦いに巻き込まれた神埼の民衆にとっては
堪ったものではなく、甚大な被害を被ったのです。

2月28日、佐賀の役は終わりましたが・・
商家や寺院が全て消失してしまった神埼宿のダメージは
大きく、その後、戦いの前のような見事な建物が立ち並ぶ
事はありませんでした。

  


Posted by しぎょうさん  at 09:33Comments(0)

2021年02月19日

吉野ヶ里今昔・・2

平成元年、一躍日本中から脚光をあびた
吉野ヶ里遺跡・・・1日に1万人以上という
もの凄い見学客数でした。

話題になればこそのすごい方々もご来園・・
天皇皇后両陛下の行幸啓、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻
結婚前のさやこ様などの皇室のみなさま・・

著名な作家の方々、歌手、タレント、俳優などの芸能人・・
プロ野球選手などなど・・中にはファミリーで・・

寅さんなどの映画のロケもありました。
テレビドラマの撮影もいくつか見ました。

先日、堂本光一クンをテレビでみましたが・・
10歳の頃、子役で撮影に来てました。

火曜サスペンス劇場・・というのがあってましたが
大原麗子が母親役、大和田真也が父親でした。

物静かな少年に撮影の休憩時間に声をかけたら・・
(結構フリーで近寄れたころでした)
ジャニーズ事務所ということで名前を尋ねましたら
「堂本光一です」

もしかしたら将来、有名人?
ちょっとミーハー気分でみんなで写真も撮りました。
そして2~3年後・・キンキキッズで!

あれから30年・・時の流れの早さを感じました。
光一くんは堂々とした立派な大人に成長・・

2千年前、確かにたくさんの弥生人がいた吉野ヶ里遺跡が
間近にあって、そこで仕事が出来て・・

なんにもなかったらまず会う事のなかった人たちと出会い
佐賀・神埼・吉野ヶ里遺跡・・
本当に幸せな思い出ができました。



  


Posted by しぎょうさん  at 18:17Comments(0)

2021年02月18日

2月の雪と沈丁花

今朝方の大雪にはびっくり・・
山間部ではありませんが10cm以上・・
1月の大雪に続いてまた長崎自動車道が不通・・
県道や国道はしばらく大渋滞・・でした。

ピンクのしだれ梅に雪が積もって・・まるで
いちごミルク・・・この季節ならではの風景!
綺麗でした。

沈丁花の花もすっぽり・・
心配していましたが、沈丁花は寒に強いとか・・
マイナス5度まで耐えられる強い花で、、中世に
中国から伝来して東北以西にみられ、大きい
のは2mぐらいになります・・と
NHKラジオ深夜便「今日の花言葉」で・・

ただ植え替えには弱いので最初に植えるとき
場所をしっかり決めて・・と聴いてシマッタ!
しだれ梅の下に植えてしまい今、邪魔になってます。

これも以前、吉野ヶ里公園の花とみどりの市で
購入したもので大好きな花木です。

父の里にそれは大きな沈丁花の木があって
小さい頃から「いい香り」としっかり記憶に
残っていました。

ユーミンの「春よこい」の歌詞とメロディが自然に
浮かびます。雪の中に耐えている春の花沈丁花に
しばらく見入っていた雪の朝でした。

  


Posted by しぎょうさん  at 16:49Comments(0)

2021年02月17日

吉野ヶ里今昔・・1

朝から雪が舞った水曜日でした。
ほぼ断続的に1日中・・吹雪いたり、
弱まったり・・脊振の山は真っ白です。

吉野ヶ里の丘も白く霞んで見えます。
こんな日もお客様は来園ででしょうか。

国営吉野ヶ里歴史公園は、この4月で
開園20年となります。

日本中に吉野ヶ里フィーバーなるブームが
巻き起こり、それはそれはたくさんの人が
押し寄せたのは平成元年・・
30年以上前のことでした。

昭和天皇がお亡くなりになり大喪の礼が
執り行われる前日、全国紙に「邪馬台国」
という4文字が一面トップに・・

それからです。
発掘現場に全国から続々と見学の人が・・

その頃はまだ工業団地の予定地としての
発掘でした・・
一面の土色、その中に様々な穴ぼこ遺稿・・
土器のかけらがあたり一面に広がり・・
黒曜石の小さなかけらもいっぱい・・

見学の人の波は発掘現場を興味津々に見て
自分なりの邪馬台国を楽しげに話し・・

今、立っているこの丘には確かに弥生の人々が
暮らしていた・・
脊振の山々もその上に広がる風景も、弥生人が
見ていたものと同じ・・
一体感、共有感を持って丘を歩くと・・
なんとなく弥生人の声が聞こえてきた気が・・

この丘には皇室の方々をはじめ、有名人、著名人も
たくさんみえました。次回はその話を・・

  


Posted by しぎょうさん  at 17:19Comments(0)

2021年02月15日

黄砂に吹かれて・・

昨夜の雨は早朝には上がって・・
8時頃の西の空には大きな虹がかかって
それは綺麗でした。

低気圧が東に去っていきました。
で、いつものようにその後に風が・・
ところが今日の風はいつもと違った!

西からのすごい強風、更に黄砂・・
西の山は視界不良、脊振の山は白く霞み
とても「黄砂に吹かれて」・・なんて悠長な
気分ではなく風の中を一目散に目的地へ・・
「あぁ、寒かった!」

気温がずいぶん下がってきました。
これからまたグングン下がって明後日あたりは
0度になるという予報が・・

昨日は20度ぐらいまで上がっていましたから
温度差がすごい!

庭先の白梅にピンクのしだれ梅が膨らんで
沈丁花の素敵な香りが漂い始めました。
遅咲きのラッパ水仙のつぼみも顔を出して
いますが、今週の寒の戻りがどれくらいか・・
ちょっと心配です。  


Posted by しぎょうさん  at 17:18Comments(0)

2021年02月12日

大島の水かけまつり

2月も中旬・・
明日2月13日(土)の夕方、千代田町大島で
伝統の「大島の水かけ祭り」が行われます。

ほとんどの祭りやイベントが中止となる中で
果たして・・と思っていましたが現在のところ
一部内容は縮小しても水かけは行われるようです。

大島地区は千代田町の南東部、すぐ近くに筑後川
そこに架かる六五郎橋を渡ると久留米市城島・・

戸数84戸の田園地帯の集落に250年以上に渡って
受け継がれてきたのが水かけまつりです。
江戸時代、英彦山の修験僧から集落で流行っていた
疫病を鎮めてもらったことからお礼参りをするように
なり・・・

3月15日開催の英彦山祭りに五穀豊穣、無病息災を
祈願に行く1ヶ月前に禊(みそぎ)の儀式として行うのが
水かけまつりです。

大島地区には今でも講という組織が残っていて、当日
締め込み姿の若者たちはそれぞれの講元の家から
縄つきのバケツを手に足袋裸足で出てきます。

始まる時間は夕暮れの6時頃ですが・・
はっきり決まっていないので、私はいつも5時半頃に
現地に到着するようにしています。

裸の若者たちが毎年違う小路からゾロゾロと出て来る
のを今か今かと待っているのも楽しいものです。

今年はコロナ禍を吹き飛ばすくらいの水かけを
期待したいですね。  


Posted by しぎょうさん  at 11:58Comments(0)

2021年02月08日

麒麟が去った・・

昨年の年明けに始まった「麒麟がくる」
コロナ禍に翻弄され途中「麒麟がくるまで・・
お待ちください」となり・・

それでもダイジェストなどを楽しんで・・
明智光秀の実直で誠実な人間性を丁寧に
描いた大河をみてきた・・

そして昨日ついに終了・・
予想どおりあまり見たくない最後はなく・・
で、これまで繰り返し大河でとりあげられた
結末ではなく伝説の生存説で完・・
なんとなく日曜の夜8時の楽しみがなくなった・・

ところで神埼の戦国時代も大河にとりあげられる
ことはまずありませんが群雄割拠・・
様々な豪族たちが鎬を削り気を張って、命がけの
日々を生きていたようです。

親族でも信用できない時代、標高の高いところは
山城を築き、低地ではクリークを利用しての環濠
集落を整備・・神埼にはこのような数多くの「城跡」
が残っています。

激しい戦いの場所となった所もいくつかあって・・
祇園原という今は何もないところですが、陰謀渦巻く
戦いがあり、この後、猛将龍造寺隆信の誕生に・・
つながっていきます。
今からわずか476年前の1月のことです。

今日は冬の冷たい風と冬の青空・・
その日がどんな天候だったのか分かりませんが
神埼の戦国時代の出来事です。  


Posted by しぎょうさん  at 17:46Comments(0)

2021年02月05日

2月の風

2月に入って感じたのは・・
早朝、白々と明けてくる時間が早くなり・・
夕方、6時頃になってもまだ周りが見える・・

ついこの間まで真っ暗の時間が長かった、
季節が少しずつ春に向かっているのが
分かります。

弥生吉野ヶ里の人々はもっと敏感に感じていた
事でしょう。

風はまだ冷たいけれど、その風に乗って来た
梅の香りをほのかに、微かに感じました。
嬉しい春の香りでした。

早春の様々なイベントが消えていく中・・
人間社会の大混乱には関係なく、自然界は
その昔からの壮大なサイクルが動いている。

2月の風が爽やかに教えてくれました。


  


Posted by しぎょうさん  at 17:42Comments(0)

2021年02月02日

今日は節分

鬼は外、福は内・・
今日は節分です。

2月2日が節分・・・だなんて・・・
124年ぶりだそうで・・
道理で記憶にない。

で、明日が季節の節目、変わり目・・
「立春」 暦の上では春の始まりです。

でも、今日の風の冷たさといったら・・
まさに「春は名のみの風の寒さ・・」です。

昨日は久しぶりにまとまった雨でした。
その雨が去った後の北の風は・・・
それは強く冷たく・・まだまだ冬の風!

さあ、節分
今年の恵方は南南東・・
恵方巻、今年は買いました。
夜はちょっと豪華な巻き寿司を食べます。  


Posted by しぎょうさん  at 16:04Comments(0)