佐賀・神埼・吉野ヶ里だより

今日は、久しぶりの雨になりました。

細かい雨ながら、大気がしっとりとなり・・

刈り取りを待つ稲田にも雨・・

やわらかな小雨は、田畑に、大地にすい込まれ・・
いい雨になりました。

夕方になって次第に上がり始めた雨・・
西の空を夕日が染め始め・・明日の晴天を確信！

1日だけの雨は・・
9月最後の雨でした。



  

9月28.29日の2日間、大阪駅の中央南口近くで開催された
「泊食（ぱくぱく）佐賀旅フェアin大阪」！

終日、人の波が途絶えることのない場所での初めての
イベントは、狭い範囲の中でしたが盛況でした。

「どうぞ宜しく！」と県内のゆるキャラたち・・

たくさんの人にあっという間に取り囲まれて、通路の
滞留が心配されるほどでした。

各市町のブースは小さく、大量の物販はムリでしたが
人出が多いので、どこも結構売れていました。

神埼市のブースでは「神埼の麺類」を販売しましたが「完売」！

混雑する中で「癒しと安らぎの時間」を醸し出していたのは・・

有田町観光情報センター事務局長さんの「碗琴の演奏」！

様々な窯の茶碗を使っての見事な演奏に、聴く人はしばし寡黙！
雑踏の中に静かな空間が広がっていました。

県内外の様々な人たちの協力があってのイベントは・・
無事終わりました。  

彼岸が過ぎ、陽が落ちるのが随分早くなりましたね。

午後6時半すぎ・・
ＪＲ神埼駅北口前広場にも、夕闇が降りて来て・・

周辺の街灯に灯りがともり、卑弥呼像もライトアップ！

吹く風が冷たくなり、列車を降りた人たちが足早に広場を
通り過ぎて行きました。

高床式倉庫をイメージした駅舎から見た西の空は・・

落日の明かりがほんのり残り、1番星が輝いていました。

その駅舎に、吉野ヶ里管理センターの協力を得て・・

九年庵と吉野ヶ里のタペストリーを設置しました。
神埼市の観光の双壁です！

明日と明後日は、大阪駅内で「佐賀県観光フェア」！
題して「泊食さが旅フェアin大阪」が開催されます。

神埼ブースでは「神埼の麺」の販売・・

そして、九年庵や吉野ヶ里など神埼の観光地を
「くねんニャン」と一緒にＰＲします！  

この時期に北東から吹く風は、秋の風・・
ちょっと冷たく、さわやか・・

やっと、やっと秋を体感できた今日でした。
そんな日中に見たものは、さらに秋を実感・・

アケビ・・それも完熟！

ん・・？　ひとつないのが・・

完熟のアケビは、甘くて美味しい！
鳥も、猿も、そして人もこの季節、山で見つけたら嬉しい！

食べたのは誰だろう・・

そして・・
このイモの葉っぱを食べたのは・・

犯人の姿は見えないけれど、これは分かりますねぇ。
どこにいるの・・芋虫さん！

円筒型で丸い頭の芋虫は、毛虫より愛嬌がある・・
特にアゲハの幼虫が好き！

みんなに「エーッ」といわれるけど・・  

今日も、日中は32度ぐらいの気温となり・・
午後から曇ってはきましたが・・

予報どおりの雨・・とはならず・・
缶コーヒーもホットには手が伸びず・・

朝夕は、さすがに涼しくなりましたが・・
周辺には、まだまだ夏の名残りが・・

ひまわりもケイトウも、まだ頑張っています。

神埼駅の北口前に広がる1.7ｈのコスモスの中には
チラホラと花が咲き始めたのもあります。

実は、夏場に芽吹いたばかりの幼いコスモスの一部が
大雨で流されて・・

それでも、担当の農政課の尽力で再度、種を蒔き・・
今、やっと育ち始めました。

夏の名残りの暑さは、コスモスには有り難いかも・・

でも、丈は短いのに花が咲き始める・・という事は
やはり秋の気配を感じたという事でしょうね。  

今年は、例年より少し早かった種まき・・
猛暑にも負けず、台風の影響も、大雨の危機もなく・・

スクスクと順調に育っている大豆です。

佐賀県は、作付け面積、収穫量ともに日本でも有数の
大豆産地です。

弥生時代に、お米と一緒に中国から伝わったといわれる
大豆は、栄養価に富んだ人間には有り難い作物です。

今、佐賀県で作られているのは「フクユタカ」と
「ムラユタカ」という品種・・

神埼の梅の花でも、佐賀県産フクユタカが使われて
いるそうです。

豆腐も好きですが、ふっくらと甘く炊いた大豆も
美味しいものです。

黄色みを帯びて来た稲田を際立たせるように、深い
緑の大豆田が広がる佐賀平野・・・

豊穣の季節を迎えようとしています。

  

「暑さ、寒さも彼岸まで・・」なんていいますが・・
今年は該当しませんね。

今日も日中は、日ざしがジリジリ・・暑かった！
夜になっても気温が高いまま・・
（彼岸の夜にクーラーなんて・・）

この暑さ・・お米には良いのでしょうか。

稲穂の頭が垂れて来ました。

田んぼは今・・黄緑色や緑色がパッチワークのように入り混じり
心が落ち着く綺麗さです。

神埼のあちらこちらに群生して咲いている彼岸花は・・

そろそろ見頃が過ぎました。
今年は早かったですね。

それに比べ、まだまだ元気なのは・・黄花コスモス！

明るい黄色や橙色が、暑い中でも活き活きと開いて・・

暑さに強く、病害虫に強く、乾燥に強く、咲く期間が長く・・
さすがメキシコ原産・・たくましい！

見ていると元気になりそうな黄色い花です！

  

お彼岸に入りました・・明日は彼岸の中日！

彼岸のお供えは、その昔から「おはぎ」ですが・・

（頂き物のおはぎです）

もち米を蒸して突いて、邪気を払う小豆で作ったあんこをまぶし・・
で、同じものを「ぼたもち」といったり「おはぎ」とよんだり・・

でも、秋の彼岸は「おはぎ」です。
秋に咲く花「萩」からきているので「おはぎ」！

春の彼岸は「牡丹の花」から「ぼたんもち」・・

あんこはちょっと違って・・
秋のおはぎは粒あんで、春のぼたもちはこしあん！

ただこれも、昔の人は律儀に守り、作り、供えていましたが
今は、自由に様々なものをお供えしています。

  

神埼市のマスコットキャラクターは・・
「くねんワン」と「くねんニャン」ですが・・

「くねんニャン」が、アサヒ飲料の十六茶のＣＭに採用され
新垣結衣ちゃんと一緒に・・と以前、お話しましたが・・

この秋、各都道府県のキャラクターが付いた新しいボトルが出る
と、聞いてはいましたが・・「見つけました！」

それも、大阪梅田のコンビニで！（右が新製品）

いろいろ並んでいたので、もしかしたら九州版もあるかな・・と
探したら・・「あった！」それも1本だけ・・

十六茶の「茶」の横に、小さく「佐賀　くねんニャン」

ボケてますが・・結構可愛いい！

神埼市内のスーパーでは、まだ見当たりません。
いち早く、見つけて・・何となく嬉しかった・・です！  

煌々とした月の明かりが、弥生のクニを照らし・・
時空を超えて、二千年前の人々の思いを共有！

昼間の吉野ヶ里は、明るい空の下で広々として・・

弥生のクニの遠望も、時空を超えられます。


吉野ヶ里歴史公園の特別企画展が始まります。
「よみがえる邪馬台国　倭人伝の道」

期間は、9月21日～11月10日まで

魏志倭人伝に記された、日本と朝鮮半島を結ぶ海の道には
対馬・壱岐（一支）があり、唐津（末盧）へと繫がります。

今回、企画展ではこの3つの遺跡から出土した遺物約300点を
公開・・・見応えのある展示となっています。

古代、人々は勇敢に果敢に海を渡っていた・・
時を超えて、倭人伝のルートを辿ってみて下さい！　　
  

今夜は、中秋の名月・・

新鳥栖駅の上に煌々として、空高く辺りを照らす
お月さまを見ました。

大阪から戻って来ました。
3日間、雲ひとつない晴天に恵まれ・・（暑かった）

新聞社まわりは順調に終わり・・
早くも、1日目に訪問した「読売新聞」の今朝の紙面に
掲載されていました。（有り難うございます）

大阪府の人口は880万人・・
九年庵にお越し頂くツアーの№2は「大阪」のお客様！

しかも、必ず「泊」を伴うお客さまで・・
今回の観光フェアのテーマ「泊食さが旅」にはぴったり！

ガラス越しに見た大阪・・大都会ですね・・
朝日新聞社の新社屋・・37階から見た風景です。

ここは、別の新聞社での撮影現場・・

くねんニャンとセラミーもしっかり頑張っていました。
「ようこそ・・佐賀旅へ！」
  

昨日から大阪に来ています！
昨日から今日、そして明日と新聞社など１２社を訪問！

今回、大阪のメディアを集中的にまわっている目的は・・
今月２８日（土）、２９日（日）に開催するイベントのＰＲのため・・

「泊食（ぱくぱく）佐賀旅キャンペーンin大阪」

どうぞ、佐賀県で泊まって・・食べて・・楽しんで下さい！
と、佐賀県観光課・観光連盟と県内11の市町が協力して・・

場所は、大阪駅南口から入った所にある旧砂時計広場で
人通りがとても多いところです。

今回で6回目となるこのイベントは、昨年までNHK大阪が
会場でしたが、今回初めて「大阪駅」で・・

この3日間、佐賀県関西中京営業本部の方々の主導で
一緒にまわっているのは・・・

神埼市の「くねんニャン」と、有田町の「セラミー」！
このゆるキャラ効果ですが・・

各新聞社では、記者の方が取材をしてくれますが、その後の
写真撮影がやはり違うんですね・・（絵になります）

ところで・・
佐賀も暑いでしょうが、大阪も暑いです！

明日は、地元エフエムラジオに出演・・
佐賀を、神埼をＰＲしてきます！  

大手の気象情報会社「ウェザーニューズ」が・・
今年の紅葉の見頃予想を発表しました。

その中に「九年庵」の紅葉見頃予想も出てました！

九年庵・・見頃は「中旬・・11月15日～」とか・・
まぁ、ぴったり！じゃないですか。

「九年庵秋の一般公開」は、11月15日～23日まで・・

ウェザーニューズによりますと・・

この夏の猛暑で日照時間は十分・・で、紅葉の色素の
元が活発に作られ、色づきは順調・・とか。

この予想がぴったり当たれば・・最高です！

実は、猛暑の影響を悪い方に考えていて、心配して
ました。良かったです。

全国からお越し頂くお客さまに、1番綺麗な九年庵を
見て頂きたい・・
予想が当たる事を心から願ってます。  

台風は、はるか東の方なのに・・
佐賀県にも朝から強い風が吹いて・・

ザワザワと、大きな木々を揺らす風の音・・
ヒューッと、建物のすき間を抜けて来る風の音・・

様々な風の音が聞こえてきます。

大きな野原にも風は吹きわたって・・

草原は綺麗に刈り取られていますので、風の波は
見えませんが・・ここは、県立吉野ヶ里公園！

吉野ヶ里歴史公園の西口から入った所です。

風が強くっても、グランドゴルフを頑張ってる
パワフルな方々の姿を見かけます。

関東や東海は、大雨や突風で大変な様子・・

佐賀は、雨も降らず、様々な風の音に混ざって
虫の声が高く聞こえる夜になりました。  

ＪＲ九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」が
昨日、報道陣に公開されましたが・・・

今日から早速、試験運行が始まりました。
あまりにもピカピカの車体で・・全部写ってる・・


九州7県・・7両編成・・ななつ星！

超豪華な7両に、お客様はわずか28名とか・・
現実を離れ、つかの間の夢の世界に誘うのでしょうね。

聞くところによりますと、1600名程のキャンセル待ちが
あるとか・・

10月末の土曜日から本格的に始まる1泊2日コースでは、
往路は昼間の11時頃、神埼駅を「通過」しますが・・
復路は・・・夜10時すぎですが、ナント「停車」します！

「お・も・て・な・し」をいろいろ考えてます！  

今日は、朝から残暑が厳しく・・
ジリジリと強い日ざしに照らされて・・

菱採りの皆さんにはあいにくの晴天となりました。

神埼の秋の風物詩となった・・風景です。

初日の今日は、いつもながらテレビ局や新聞社の取材が・・

汗だくでカメラをまわし、インタビューをして・・

その取材のみなさんの中に、ドイツのテレビ局スタッフ6名の姿も・・

「ワールドシェフ」という、シェフ２人が世界中を旅する
番組で・・・ドイツ、オーストリア、スイスのテレビ局で
日曜夜のゴールデンタイムに放送されるとか・・

昨日、東京での撮影後に来佐・・
この菱採り体験のあと、菱を美味しく、彩りよく一緒に調理
した所は、近くにある「割烹　古雅味」！

大満足の懐石料理づくり体験と味だったようで・・
最後に”日本のビール”で乾杯！！

様々なお世話をしているのは、佐賀県フィルムコミッション！

先日のロケハンにも同行しましたが、今日も暑い中での仕事で
顔が赤く日焼けされて・・大変でしたね、お疲れ様でした。

  

神埼市内にあるトヨタ紡織九州には、ハンドボールの
チーム「レッドトルネード」があります！

今月14日（土）神埼中央公園体育館で行われるのは・・
「神埼市民応援ＤＡＹ」！

対戦相手チームは「大同特殊鋼フェニックス」
開始時間は、午後3時から・・

市民応援ＤＡＹという事で、入場料金が割引に！
＊一般・・通常1000円を「500円」
＊中高生・・通常500円を「250円」
　　　　　　　　（小学生以下は無料）

当日は、レッドトルネードのチームカラー「赤」で
会場を染めたいので・・

Ｔシャツやタオルなどを、赤いものにして応援して
下さい・・と関係者の人！

今年こそと・・悲願の日本リーグ優勝を目指している
「レッドトルネード」を是非応援して下さい。


  

神埼市の特産品のひとつに「菱」があります。
さらに菱で作った焼酎やお菓子も・・

その菱を採る作業がいよいよスタートします。

クリークに繁殖した菱は・・

こんな風にふくらんだウキによって、水中に浮かんで
いますが、根は水中深い土の中・・

今年は、猛暑のせいか8月の後半には葉が立ち始め・・
葉っぱもホテイアオイみたいに大きく成長！

豊作だぁ・・と喜んでいたら、先日の大雨で水路の菱が
流失・・

いつもの場所からスタート・・といかなくなりました。
でも、地元の区長さんは「あちこちにあるから・・」

ホッとしました・・
今年の菱採りは、13日から始まります。  

昨日から今日と、日中の気温は30度を超えてましたが・・

バッタが飛び交う弥生の草原には・・
彼岸花が早くも見頃のときを迎えていました。

城柵の内側にも外側にも、赤い彼岸花の帯が続き・・

彼岸花は、稲作と共に中国から伝来したもの・・
弥生の頃も、同じような風景が広がっていた事でしょう。

その上に広がる空は高く・・秋の空！

白い雲が少し動いては姿を変え、形を変え・・

2000年前も人々は、こんな風に彼岸花の上に広がる空を
眺めていたのでは・・

時空を超えて、思いを馳せた午後でした。  

初秋の日ざしは、まだ少し暑いようですが・・
木陰の風は涼しく、さわやか・・

吉野ヶ里歴史公園の水田に行ってみました。

秋めいて来た9月初旬から、赤い色が美しくなり・・
周りの緑の中に映えていました。

猛暑の影響なのか、今年は色づきが少し早く・・
見頃は今週いっぱい・・とか

西口から東に向かって歩きましたが、いつもの事ながら
広々として・・気分は弥生人！

野原から水田と進むにつれ、ビュンビュン飛んで来るのは・・
バッタ・・、身体に当たり、足に当たり・・

（画像には写っていませんが・・・飛んでます！）

虫が嫌いな人にはとんでもない事でしょうが・・
嫌いじゃない私は・・何とも楽しくて・・

弥生時代から近世まで、秋の水田はこんな風にバッタが
飛び回っていたのでしょうね。

当然の事ながら農薬を一切使わない弥生の米作り・・
さわやかな秋の風が、稲田に流れていました。