2015年01月04日

1枚の風景から

夕闇が迫る夕方5時過ぎ、神埼町城原を東から見た
風景です。

1番手前には麦が芽を出し育ちつつある田んぼ・・
その先の土手は城原川の土手で、3月になると菜の花が
咲き始めます。
1枚の風景から
川向うとなる民家の屋根が低く見えていますが・・
この位置には、戦国時代の大きな環濠が存在しています。

勢福寺城を囲む環濠の一部で、全体を知るとその巨大さに
圧倒されます。

その後ろに見える山は、奈良時代の古代烽火の山「日の隈山」
関東あたりから来た防人たちが守った山です。

ところで
日の隈山の麓に、横に細長く雲がたなびいてますが・・

もちろん雲ではなく・・
近くの畑から立ち上る煙が、何らかの原因で横に横に
伸びていったものです。

古代から人の往来と定住があり、戦国時代には東肥前の
重要な拠点となり、戦乱の舞台となった神埼・・

小さな1枚の写真からでも様々な歴史が見えてきます。



Posted by しぎょうさん  at 19:15 │Comments(0)

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