2022年09月13日

佐賀の伽羅柿

伽羅柿を頂きました。
緑の葉も枝もついたままで・・
嬉しい頂きものでした。

伽羅柿は佐賀の特産物、貴重な柿で・・
10mぐらいになる高木で富有柿より早く食べごろに・・
糖度が高く甘い柿は中にびっしりと黒いゴマ・・
この黒いゴマが食べごろの目安で、これがないと
早すぎか逆に遅くなって渋が戻ったか・・

見極め・・難しかった・・

その昔は山際の微高地の畑の隅によく植えてあり・・
私も母方の祖父母の家に何本もあった伽羅柿が実るころ
叔母たちとワァワァいいながら収穫したものです。

伽羅柿を見ると祖父母の家や周辺の山あいの風景が
自然になつかしく思い出されます。

長い長い収穫用の細い竹竿は子供の手には四苦八苦、
高い頭上から落ちてくる柿を手で受け止めるのも四苦八苦
それでも葉っぱごと、枝ごと竹籠いっぱいになった伽羅柿に
「いっぱい食べれる!」

でも今・・伽羅柿が消えてます。
高木で30年近く経たないと甘い柿にならず、100年経つと
ホントに甘いのが常になる・・なんて、先を急ぐ現代人には
向かないのでしょうね。

佐賀原産の伽羅柿・・残しておいてほしい貴重な財産です。



Posted by しぎょうさん  at 09:17 │Comments(0)

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